真菌が生み出す病気

many vials on the floor

カンジダという病気についてネットなどで調べると、おそらくは「性病」の2文字が目に飛び込んでくるでしょう。性病、それはセックスによって起こる病気です。
カンジダの症状(かゆみや痛み、おりものの異常など)が出たときにネットで調べてみて「性病」と出てくると、思わずパートナーの男性への怒りがこみあげてくる……という女性は多いかと思いますが、いったんストップしてください。
性器カンジダという病気は確かに性病の一つとしてカテゴライズされていますが、感染は「他人から自分へ」というものより、圧倒的に「自分で」というケースが多いのです。要するに体内にもとから存在するカンジダ菌が、ある日キッカケがあって病気を引き起こす、ということになっているのです。これは、専門用語では「自己感染」と呼ばれています。体内の免疫力(細菌などをやっつける力)が落ちているとき、カンジダ菌が一時的に増殖して病気を引き起こしているのです。

性器カンジダになると、女性の場合は上にもチラッと書いているように、かゆみ、痛み、おりものの異常といった症状が見られます。
かゆみといっても、蚊に刺されたときのような軽いものではなく、じっとしてはいられないほどの激しいかゆみであるとされています。
かゆくて、かきたくて、とても人前には出られる状況ではない、というところまで追い込まれてしまうような激しいかゆみなのです。また、かゆいからといってかいてしまうとそこに雑菌が入り込んできてさらに目も当てられないような事態になってしまいます。
なかなか厳しい病気なのです。